2015年12月21日月曜日

ローズセミナー終了


行ってきました
セミナーは盛況で、内容も濃くて大変参考になりました
特に、あの!木村卓功さんに!生で質問できる!というのは、大変貴重で有意義な体験でした


うちにあるつるバラ
祖母がラベルを紛失したので品種は分かりませんが、小輪のつるバラ
ご覧のようにまだ咲いている(つぼみもある)ので、剪定はまだ出来ないようです…

2015年12月19日土曜日

ローズセミナー

明日はバラの家実店舗で行われる、木村卓功さんのローズセミナーに参加したいと思っております
つるバラの誘引、剪定などが聞けるそうなので、今から楽しみです

2015年12月15日火曜日

暖冬?

さて、12月も半ばとなりまして、バラ好きにはこれから剪定・誘引の季節に入ってきますね
とはいえ、今年は暖冬で、バラもまだまだ元気


こちらは、今咲いてしまった黄モッコウバラ
季節外れの開花のニュースはよく見ますが、まさか我が庭に訪れるとは思いませんでした
よく見ると、つぼみのついた枝もあり、暖冬をこのような形で実感しております

2015年12月8日火曜日

バラ雑談:青いバラ

今朝も祖母の通院の送迎

治療を待っていたら、看護師さんから、青いバラって作れないんでしょう?と話しかけられました

青いバラと言えば、不可能の象徴として知られています
それは、バラには青色の色素が存在しないからという理由です

さて、バラ好きな方はご存知でしょうが、青いバラは存在します
サントリーが開発した、サントリー・ブルー・ローズ「アプローズ」です

遺伝子組み換え技術によって、パンジーから青色色素をバラに与えたもので、14年もの歳月をかけて開発されました
これは、花弁に青色色素が存在する、正真正銘の青バラです
それまで、青バラとして作出されたのは、いわば「青っぽいバラ」で、赤色色素を抜いているものでして、藤色や紫色のものです

では、遺伝子組み換え技術に頼らない方法での青いバラの作出は不可能なのでしょうか?

近年、人口交雑により作出されたバラから、本来存在しないはずの青色色素「ロザシアニン」が発見されたとか
このロザシアニンを含むバラは、花粉が少ないようで、交配親としては優れていないのが現実なようですが、人工交雑によって青いバラを作出できる可能性の一つとして、バラ育種家にとっては朗報であると言えますね

さて、青いバラとして知られるバラは色々ありますが、ブルーヘブンというバラがあります
河本バラ園作出のバラで、カインズホームのバラカタログにも載っているのですが、水色のような色彩でビックリします
ちなみに、来年1月末まで注文は受け付けているようなので、興味がありましたら是非どうぞ
性質が弱いそうなので、栽培技術が未熟な僕は、まだ手を出さないでおきます

2015年12月4日金曜日

ナニワイバラとチェロキーローズ

僕は祖母と二人暮らし
祖父が亡くなり、祖母一人置いては心配ですからね

さて、最近祖母は腰を痛めて通院しております
耳が遠いため、通訳(?)として僕もついていっています
医者に呼ばれるまで鈴木満男さんのバラ栽培の教科書(内容が濃くて面白い!オススメです!)を読んで暇つぶし
これからバラは休眠期に入りますので、剪定や誘引などがありますからね
予習しておかないと…

と、ここで知らないおばあちゃんがメモを見せてきました
「ナニワイバラの苗はありますか?」
どうやら、バラ屋さんだと勘違いされてしまいました

ナニワイバラと言えば、白の一重咲きのオールドローズ
学名のロサ・レヴィガータは、無毛で滑らかなという意味だそうです
育てば4mをも越えるとか

中国、台湾原産のこのバラは、難波商人によって日本に広まった(諸説あるようですが)として有名ですが
アメリカのジョージア州の州花にもなっています

これはチェロキーローズと呼ばれ、見た目はまさにナニワイバラ
学名のロサ・レヴィガータも、アメリカの植物学者が発表したものです
なお、いつ、どのようにしてアメリカに渡ったのかははっきりしていないのだとか…

チェロキーローズは、チェロキー族というアメリカ先住民の名が由来となっているようで
ジョージア州からオクラホマ州へ強制移住させられ、真冬の強制移住によって数千人ものチェロキー族が亡くなってしまいました
その山道は涙の足跡と呼ばれ、山道沿いに咲くチェロキーローズは、チェロキー族の涙の象徴である、と言われているそうです

このエピソード、僕は恥ずかしながら知らなかったのですが
日本では生垣にも使われるナニワイバラに、このような歴史の一端を垣間見れるというのは、ちょっと歴史に思いを馳せてしまいますね

2015年11月27日金曜日

バラ紹介:レイニーブルー


最近私の住む千葉県は、天気が安定せず困ります

さて、今日この頃ご紹介するのはこのつるバラ、レイニーブルー
レイニーブルーと言えば、マリみてファンとしても印象深い名前でもありますが…

購入した当初は、つるバラなのに木立性のようにどっしり構えていたのですが、どんどんと横に伸びてきました
壁面などに誘引してあげると綺麗かな、と思います

2015年11月21日土曜日

バラ雑談:バラと野球

プレミア12、惜しかったですね
ですが、各選手素晴らしいプレーを見せてくれたのではないでしょうか
特に中田翔選手、平田選手はここぞという一打を放ってくれました

筒香選手もいい打撃を見せてくれました
横浜DeNAベイスターズの選手です
ということで、バラと横浜と野球について書いてみたいと思います

バラは英語でローズ
野球でローズといえば…
Google検索だと、タフィ・ローズ選手が真っ先に出てきます

シーズン本塁打記録2位タイ、通算退場回数トップ
今は日本の独立リーグに所属しているようですが、近鉄を象徴する選手だと書かれています

そしてもう一人、こちらはロバート・ローズ選手
横浜ベイスターズに所属していた選手で、プロ野球シーズン打点ランキングでは2位を記録する選手
1998年に優勝した際には、ゴールデングラブ賞を獲得
切れ目のない打線はマシンガン打線と恐れられましたが、98年には4番で大活躍されたそうです

そして横浜のバラ、といえば…
ローズ・ヨコハマという品種があります
黄色のハイブリッド・ティー・ローズ

1951年に創立した横浜ばら会が、創立50周年を記念して、横浜市の花でもあるバラに相応しいバラとして作出されたそうです
ちなみに、横浜市の花がバラと制定されたのは、平成元年のことです
作出者は京成バラ園芸さん、ということで、僕の住む千葉県ともバラを通じて関わりがある、と言っても過言ではありませんね
横浜港が開港し、西洋との玄関口となったのは言うまでもありませんが
そこから西洋のバラがやってきて、バラ文化が日本に入り、それを記念して千葉県の京成バラ園芸がバラを捧げ、それを千葉県在住の僕が知り…
ちょっとした浪漫を感じている今日この頃です

2015年11月15日日曜日

古代ローマとバラとバラ畑

今日は雨ですので、バラ畑の開拓は止まっているのですが…

さて、バラ畑ということで、バラと歴史のお話

バラの歴史は古く、紀元前3世紀に古代ギリシアのテオフラストスが記した「植物誌」に植物学的な記述を確認することができます
そして、古代ローマの詩人ホラティウスは「こんなにバラ畑が増えてしまうと、野菜を作る畑がなくなってしまう」と言ったそうです
当時からバラは様々に利用され、香料や薬用、装飾品から飲み物デザートまで…
クレオパトラも、バラ油を体に塗り、部屋の床にはバラの花びらを敷き詰めたそうです
当時はバラは贅沢の象徴として捉えられ、「バラに伏す」とは贅沢暮らしの代名詞であったそうです

ちなみに、植物誌の中では「枝先を焼いたり刈り込むことで、より優れた花をつける」と書かれており、当時から現在の剪定により枝の更新をはかる技術と同等のものを会得していたということですね
すごい!

参考文献「オールドローズ花図譜  野村和子」

2015年11月14日土曜日

バラ紹介:イザヨイバラ


ご無沙汰しています
ここ最近は、バラ畑の開拓に精を出しております

祖母の家には、数年放ったら歌詞にしている畑があり、チガヤが生い茂っていたのですが
草刈り機で借り倒し、なんとか地面が見えるところまで漕ぎ着けました

さて、今日ご紹介するのはイザヨイバラ
ロサ・キネンシスとサンショウバラ(ロサ・ヒルチュラ)の交配種とか、サンショウバラの変種とも言われています
花が十六夜月のように欠けて見えることから、イザヨイバラと名付けられました


こちらは野生種のイザヨイバラ
ご覧の通り、一重咲きです
佐倉草ぶえの丘公園で撮影しました
(オールド・ローズばかりなのでオススメです!)

2015年11月1日日曜日

バラ紹介:ロサ・キネンシス・ミニマ


フェアリー・ローズと呼ばれる、ロサ・キネンシスの矮性品種です

日本のノイバラと交配され、ポリアンサ・ローズが誕生しました
さらに、このポリアンサ・ローズとハイブリッド・パーペチュアルが交配され、ハイブリッド・ポリアンサことフロリバンダ・ローズが誕生します
そして、このロサ・キネンシス・ミニマの子孫からミニチュア・ローズが誕生します

僕の好きなロサ・キネンシスと、日本原産のノイバラが、バラの歴史においてこんなに貢献しているというのは嬉しい限りです

2015年10月28日水曜日

バラ紹介:ダブル・ディライト


曇天で撮影したので写りが悪いですが…

作出から最速で殿堂入りを果たしたと言われる、ハイブリッド・ティー・ローズの名花です
色合いも素晴らしく、香りも強めで、バラを楽しむにはうってつけだと思います

ただし、ブラインドが発生しやすいのが難点ですかね
早めのピンチを心がけましょう


今朝方、一輪咲いていたので、切り花にして居間に置いているのですが、香ってきますね

2015年10月22日木曜日

バラ紹介:プリンセス・ドゥ・モナコ


バラの女王、と言いますと、色々と思い浮かぶ品種はあるかと思いますが…

このプリンセス・ドゥ・モナコは、僕が思う「バラの女王」
このなんとも言えない、見事な風合いは、まさにプリンセスの名を冠するバラに相応しいもの
強健で初心者向けのハイブリッド・ティー・ローズとしても有名ですね

2015年10月21日水曜日

バラと折り紙:マジック・ローズ・キューブ

前回は黄色のハイブリッド・ティー・ローズ「エリナ」をご紹介しましたが、今回は毛色の違ったものを…


何の変哲もない四角い箱
ですが…


広げると、バラの折り紙に!

ご存知の方も多いかもしれませんが、これは通称「マジック・ローズ・キューブ」
多数のユニットを組み合わせて折るユニット折り紙
くす玉なんかは有名ですが、これはその進化系とも言える作品ですね

僕のバラ以外の趣味の一つが折り紙なので、ここでご紹介しました
普通の折り紙ではペラペラかつ裏表で色が異なってしまうのですが、これはブロックメモ用紙で折り上げました
紙質も固めなので、折り目をキチンと付けると、格好良く仕上がります

このように、黄色の紙で作ると、さながらエリナのよう…?

2015年10月19日月曜日

バラ紹介:エリナ


オールドローズ、とりわけロサ・キネンシスが大好きな僕ですが、他の品種も育てています
別品種の一つがこちらのエリナ

ハイブリッド・ティー・ローズの黄色いバラで、世界バラ会連合の殿堂入り品種でもあります
黄色いバラは軟弱な印象があるようですが、このエリナは強健で育てやすいと思います

2015年10月15日木曜日

バラ紹介:ロサ・キネンシス・ヴィリティフローラ


グリーンローズの別名がある、正真正銘の緑色のバラです

花びらが退化して萼が花びらのように重なって花のように見えるという、珍しいバラです
そのため、非常に花保ちの良いバラとして知られています

また、ロサ・キネンシス・オールドブラッシュの枝変わり品種ではないかと言われています

2015年10月13日火曜日

チュウレンジハバチがいる…


サンショウバラに産卵しようとしているチュウレンジハバチ

バラの害虫としては、かなり有名な害虫ではないでしょうか
緑色の幼虫が葉を食い尽くしてしまうのです
早めに気付かないと、若い葉が中央脈以外なくなってしまいます

この虫、お尻から産卵管を枝に突き刺して、中に卵を産み付けます
孵化すると枝が裂けて、幼虫が葉を食い尽くすのです
裂けてる枝があれば、それはチュウレンジハバチのせいでしょう

見つけ次第薬剤散布などして対策したいところです

2015年10月11日日曜日

京成バラ園トークイベント終了


京成バラ園のロサ・キネンシス・セラティペタラ
珍しい花びらですね

趣味の園芸ではお馴染みの、三上真史さん、村上敏さん、金子明人さんらのトークイベントが終了しました
番組では見られない、砕けた面白いトークイベントとなりました
大満足!

以前に京成バラ園のガーデンセンターで、モッコウバラについての園芸相談をしたことがあり、根の活力剤を与えると良いと聞き実施したところ無事育ったのでお礼を言おうと思ったのですが…
なんと、トークイベントを終えたばかりの御三方に鉢合わせ!
三上真史さんとは握手させていただき、大興奮してしまいました!
(流石に写真やサインは言い出せませんでしたよ…厚かましいので)
番組のイメージそのままの好青年(僕より年上ですが、数倍若々しく感じました)で好印象でした
今後のご活躍をお祈りいたします

バラ紹介:ロサ・キネンシス・メイジャー


僕が初めて購入したのが、このロサ・キネンシス

ロサ・キネンシスは、コウシンバラと呼ばれているので、コウシンバラを購入したところ、僕が見たロサ・キネンシス(ロサ・キネンシス・ブッシュ)とら明らかに違うこのバラ
このバラは何なのか?という疑問が、僕がバラの歴史を調べるきっかけになりました

ロサ・キネンシスには、木立性のマイナーと呼ばれるものと半つる性のメイジャーと呼ばれるものがあります
元々ロサ・キネンシスは半つる性の一期咲き(これは、ロサ・キネンシス・スポンタネア)でしたが、このロサ・キネンシス・メイジャーから半つる性、返り咲き性となり、突然変異でロサ・キネンシス・ブッシュが誕生し、木立性と四季咲き性を獲得したようです

京成バラ園にお邪魔しています


僕は今日、京成バラ園にお邪魔しております
趣味の園芸の司会でもある三上さんのトークショーが行われるので、久しぶりに来てみました

写真は、僕の愛して止まないチャイナ・ローズ・コーナーです
ロサ・キネンシス・セラティペタラの実物は、初めて見ました

2015年10月10日土曜日

バラ紹介:ロサ・カニナ


これは一期咲き性なので、春先の写真を…

ヨーロッパでは自生しているバラで、実はローズヒップとして有名ですね
日本でいうところの、ノイバラでしょうか?

2015年10月9日金曜日

バラ紹介:ラ・フランス



バラの歴史を調べていくと、やはりこのバラをご紹介しなければいけませんね
1867年、フランスのギヨー(ジャン=バプチスタ・アンドレ・ギヨー)が作出した、当時最先端のティー・ローズとハイブリッド・パーペチュアルを交配させたバラです
木立性で、完全な四季咲き性を示すという新規性が認められて、ハイブリッド・ティー・ローズという新しい系統名が与えられました
このバラから、現代バラであるモダン・ローズが始まったのです

余談ですが、このバラの苗を購入した際に、ラベルに「オールド・ローズ」と書かれてありました…

2015年10月8日木曜日

バラ紹介:ロサ・キネンシス・オールドブラッシュ


ロサ・キネンシス・オールドブラッシュ

スタッド・ローズの一つでもあるバラで、パーソンズ・ピンク・チャイナの名で呼ばれていました

また、ノワゼット・ローズの片親とも言われていて、パーソンズ・ピンク・チャイナとロサ・モスカータが交配されてノワゼット・ローズが誕生しています

2015年10月7日水曜日

バラ紹介:ロサ・キネンシス・センパフローレンス


第二弾はロサ・キネンシス・センパフローレンスです

遺伝学者ハーストが、バラの品種改良に貢献したと言われる4種のバラをスタッド・ローズと定義していますが、そのうちのひとつがこのバラです

ロサ・キネンシス・センパフローレンスは、スレイターズ・クリムゾン・チャイナと呼ばれています
その昔、カルカッタ植物園に咲いていたこのバラを、イギリスの東インド会社の総裁でありバラの栽培家であるスレイターさんが栽培したと言われています

写真では分からないと思いますが、他のキネンシスとは違う鮮やかで深みのある赤は必見です

ヤマとバラとロサ・キネンシスと

これは、なぜ僕がバラにハマったのかについて書いていきたいと思います


バラ紹介:ロサ・キネンシス・ブッシュ


僕の手持ちのバラをご紹介します
栄えある(?)第一号は、僕の大好きなバラであるロサ・キネンシス・ブッシュ

このバラは、いわゆるロサ・キネンシスと言われるバラで、四季咲き・半八重咲き・木立性のロサ・キネンシスです

ロサ・キネンシスは非常に変化に富んだバラとして知られていますが、一般にロサ・キネンシスとして知られるこのバラも、ロサ・キネンシスの幅広い変化のうちの一品種です

例えば、ロサ・キネンシスの野生種であるロサ・キネンシス・スポンタネアは一季咲き・一重咲き・半つる性です
四季咲きの祖として知られるロサ・キネンシスも、元々は一季咲きだったのです
その後、ロサ・キネンシスはこのロサ・キネンシス・ブッシュから四季咲き性と木立性を獲得したと言われています

どうしてロサ・キネンシスだけが四季咲き性を獲得したのか…それは未だに謎であり、ロサ・キネンシスの魅力でもあると思います

はじめに

はじめまして
当ブログ「ヤマのバラ園」では、バラのことを色々と投稿していきたいと思っております

元々は別のブログで色々な趣味や独り言を書いていましたが、今はバラが一番の趣味と言いますか、生きがいのようになってきました
なので雑多な前のブログを捨てて心機一転、Bloggerに引っ越してきました

まずは前のブログでも少々投稿していたバラ記事を載せて、バラ記事あふれるブログにしたいと思っております

HTML、CSSも多少の心得があるので、デザイン面も後々変えていきたいです