2015年11月15日日曜日

古代ローマとバラとバラ畑

今日は雨ですので、バラ畑の開拓は止まっているのですが…

さて、バラ畑ということで、バラと歴史のお話

バラの歴史は古く、紀元前3世紀に古代ギリシアのテオフラストスが記した「植物誌」に植物学的な記述を確認することができます
そして、古代ローマの詩人ホラティウスは「こんなにバラ畑が増えてしまうと、野菜を作る畑がなくなってしまう」と言ったそうです
当時からバラは様々に利用され、香料や薬用、装飾品から飲み物デザートまで…
クレオパトラも、バラ油を体に塗り、部屋の床にはバラの花びらを敷き詰めたそうです
当時はバラは贅沢の象徴として捉えられ、「バラに伏す」とは贅沢暮らしの代名詞であったそうです

ちなみに、植物誌の中では「枝先を焼いたり刈り込むことで、より優れた花をつける」と書かれており、当時から現在の剪定により枝の更新をはかる技術と同等のものを会得していたということですね
すごい!

参考文献「オールドローズ花図譜  野村和子」

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