2015年10月7日水曜日

ヤマとバラとロサ・キネンシスと

これは、なぜ僕がバラにハマったのかについて書いていきたいと思います




元々僕はバラに興味はありませんでした
ですが、小説「マリア様がみてる」シリーズが大好きで、水野蓉子さまの大ファンなので、ロサ・キネンシスという単語は常に頭にありました

ご存知ない方のために記載しますが…
この小説、舞台がとある歴史あるお嬢様学校
生徒たちの自主性が尊重され、学校行事などの運営を「山百合会」という生徒会のようなものに一任されています
主人公は、この山百合会に関わってしまい、平凡な学生生活が波乱に満ちたものに…?

と、作品自体はバラ好きのロザリアンでなくても楽しめるものですし、詳しく書いてしまうと本当に長くなってしまうので興味のある方は是非ご一読を

さて、この山百合会を束ねているのが「薔薇さま」と呼ばれる三名
三名はそれぞれ、バラの名前で呼ばれているのです
黄薔薇さまこと「ロサ・フェティダ」
白薔薇さまこと「ロサ・ギガンティア」
紅薔薇さまこと「ロサ・キネンシス」

バラ好きの方なら説明不要ですね
それぞれバラの学名です

この作品のファンだと、この三品種の学名は、バラの学名ではなく作中のキャラクターの肩書きとして強くインプットされてしまいます
検索すると、バラの写真に混ざってこの作品のキャラクターが出てきますしね

そして、僕の好きなキャラクターである水野蓉子さまは、作中でロサ・キネンシスと呼ばれているのです

ある日、バラの方のロサ・キネンシスが気になったので、実際に見に行ってきました
水野蓉子さまの魅力はここでは書き切れませんが、才色兼備のこのキャラクターの由来となったバラはどんなバラなんだろう、と
思い立ったら即行動の僕は、京成バラ園へ足を運びました
そこで目にしたロサ・キネンシスの美しさと言ったら…
あの胸の高まりは、まさしく恋に等しいトキメキでした
以降、バラとしてのロサ・キネンシスの虜になってしまいました

その後はロサ・キネンシスを実際に取り寄せて育ててみたり、ロサ・キネンシスの文献を調べたりして今に至ります
最初に取り寄せたロサ・キネンシスが、色々と違っていたために調べなければならなかった、というのもありますが…

今ではバラ自体の魅力に取り憑かれていますけどね

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